先日、第10回はがきの名文コンクールが御所市文化ホール(アザレアホール)で開催され、全国から受賞者の皆さまが御所に来られました。
コンクール応募ハガキは全国から、また、海外から郵便名柄館宛てに投函され、今年は約17000通のハガキが届きました!
今年は記念すべき第10回ということもあり、教育学者の齋藤孝さんによる記念講演「思いを伝える言葉のチカラ~はがきの名文コンクールの選考委員を務めて~」が、表彰式に先立ち行われました。
講演では過去の受賞作品を織り交ぜながら、文字が持つ重みの話や名文の持つ響き、「日本語」が持つ奥ゆかしさと難しさ、
また、言葉や思考は自分のものではなく「継承」していくものだという話など、
10年間続いてきた「はがきの名文コンクール」の意義を深める、第10回にふさわしい素晴らしい講演をしてくださいました!
なんと、齋藤孝さんは講演前に少し、郵便名柄館に立ち寄ってくださったんですよ♪
表彰式では、受賞作品を御所おはなしの会による朗読と、ピアニスト金子智瑞子さんによる伴奏で紹介して頂きました。
紹介される作品はどれも胸に迫る作品で、ハガキ一枚で届く表現の奥行きには、いつも感心するばかりです。
表彰式の後は「懇親会」として、ハガキを宛てた郵便名柄館へ受賞者の皆さまが来てくださいました。
各賞の中にある「郵便名柄館賞」という賞を、毎年、私たち吐田郷地域ネットのメンバーを始め地元の方々にご協力をいただき選考させていただいています。
今年の郵便名柄館賞を受賞された皆さまと記念写真を撮り、短い滞在時間ではありましたが少しでも何か召し上がっていただこうと、立食スタイルでのおにぎりやピンチョス、スイーツやフルーツなどでのおもてなしです♪
受賞者の皆さまに御所の風景はどう映ったのでしょうか?少しでも皆さまの記念日に花を添えられたら嬉しい限りです。この度はおめでとうございました!
実行委員会の皆さま及び関係者の皆さま、大変お世話になりありがとうございました。
受賞作などは「はがきの名文コンクールホームページ」からご覧になれます。